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  • 「マネープラザONLINE」2021年10月5日掲載記事のご案内

    「マネープラザONLINE」2021年10月5日掲載記事のご案内

    役立つ情報を発信するマネープラザONLINEで、ファイナンシャルプランナー竹内美土璃が執筆した記事が掲載されました。
    今回は、2021年10月5日に掲載された記事をご案内します。

    子供の養育費はいくらかかる?子育てに必要な資金の貯め方

  • 老後のお金の考え方とは?

    老後のお金の考え方とは?

    すっかり秋めいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
    鈴虫の声が聞こえて(都会の皆様には聞こえないですか?)、なんだか少し寂しい気がします。

    人生100年と言われる昨今。65歳でリタイアをしたと仮定すれば、残りは35年あります。
    長い長~いシニアライフ。
    こんな秋の夜長に、ご夫婦で、しっぽりと、「将来の夫婦のあるべき姿」を語りあってみませんか?

    なぜ将来のなりたい姿が必要なの?

    まず考えなければならないことは、「どういう人生を送りたいか」です。

    なぜか?

    今、人それぞれ使うお金が違うように、将来用意しておくお金も違うからです。
    よく、ご相談者に聞かれるのが「将来はどれくらいのお金を用意しておけば安心ですか?」という質問。
    でも、その人その人によって「将来のなりたい姿」が違うので貯めておくお金も違うんです。

    だから、「将来のなりたい姿」が必要なのです。
    具体的には、何をして生活していきたいか、どこに行きたいか、誰と一緒にいたいかです。

    ぜひ、イメージして、ご夫婦で話し合ってみてください。

    具体的な将来の生活費は?

    そうは言っても基準が知りたいと思います。
    生命保険文化センターのデータによると、余裕のある暮らしをしたいとお考えの方は、月額38万円の生活費が必要と言われています。
    経営者の方のような高額所得者の方は、38万円の支出で足りますか?
    今の収入が多い方は、今の暮らしも出費が多いはず。
    60歳を過ぎたらお金を使わなくなるということはないでしょう。
    だから、今、将来どんな生活がしたいのか、イメージしておくことはとても重要になります。

    そして、

    • それにはいくらくらいお金がかかるか
    • 節約しなければならないのであればどれくらいの節約が必要なのか

    考えなければなりません。

    やりたいことが決まったら、あなたの将来いくら必要なの?

    将来のなりたい姿が決まったら、今度はいくらお金を用意する必要があるのかです。
    これは、「将来使いたいお金」と「将来入ってくるお金」で考えます。

    将来使いたいお金

    例えば、将来も今の生活と同じレベルの生活がしたいとお考えで、現在の生活費が40万円かかっている人がいるとします。
    となると、将来使う生活費も40万円

    将来入ってくるお金

    次に、受け取ることができる年金を見ていきます。
    これは、ご自身のであれば、ねんきん定期便を見ていくとわかります。
    詳細は、確定拠出年金相談ねっとのねんきん定期便の見方をご覧くださいね。

    ここでは、厚生労働省が出しているモデルケースの数字を使っていくことにしましょう。
    このモデルケースは、ご主人がサラリーマン、奥様が専業主婦の場合です。
    受け取ることができる年金は、約23万円です。

    将来自分で用意する必要があるお金

    以上のことから自分で作っていくお金はいくらなのかを計算すると、

    40万円−23万円=17万円(毎月の赤字)
    17万円×12ヶ月×35年=7,140万円

    となり、将来のために作らなければならない金額は、7,140万円となります。

    きゃっ、となってしまうすごい数字ですよね。

    どうすればいいの?

    でも、安心してください。
    将来必要なお金が分かれば対策ができます。

    • お金を使わない
    • お金を使いたいなら貯める
    • 毎月のお金が余ったら預金
    • 働き方を考える
    • 年金を繰り下げる

    さまざまな方法があると思います。

    まず最初に考えていただきたいことは、今のお給料から、将来のなりたい自分へあらかじめお金を渡しておくことをお勧めします。
    既にご経験はおありだと思いますが、お金が余ってから貯金するのでは、お金は貯まっていきません。
    だから、あらかじめ収入から将来のなりたい自分用へお金をよけておくことをしてほしいのです。

    どう殖やしていくか考える

    あらかじめ、将来の自分へのお金の必要性をご理解いただいたら、今度は、そのお金をどう殖やしていくか、です。

    その方法としては、最も適しているものは、「iDeCo」

    その次に「つみたてNISA」

    この二つは、税制優遇を使いながら、投資の三原則である「長期、複利、分散」を使って毎月積み立てをしていく画期的な方法です。

    今の収入から直接、なりたい自分のためにお金に働いてもらう機能のある預金(iDeCoやつみたてNISA)に移して、将来必要なお金を作っていきます。
    そして、余ったお金で生活をしていきます。
    やみくもに「使うのを止める」のではありません。
    「今必要なお金リスト」の中に、将来使うお金も「今必要なお金リスト」に加えるのです。

    もし事前にお金をよけずにすべて使ってしまっていたら…

    • 老後破産をしますか?
    • それとも、お子さんたちの世話になりますか?
    • あなたの孫の教育資金のために必死なお子さんに養ってもらいますか?

    子どもには迷惑をかけたくないと思っている方がほとんどです。

    だから今、あなたが将来の自分のためにやるしかないのです。

    まとめ

    将来の年金を把握するのに必要なものは、ねんきん定期便。
    将来の年金が分かれば、差額が自分で作っていかなければならないお金です。

    そのお金を作っていく手段としては、iDeCoとつみたてNISAが最適です。

    将来なりたい姿を描くことができたら、その夢の実現のために頑張ることができます。
    今の人生も将来の人生、楽しいものにできます。
    明るい将来のため、将来お子さんたちと笑って生活をするために、この秋の夜長を使ってみてはいかがでしょうか。

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    こんな風に思っていませんか?

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    • 節税したいな。
    • つみたてNISAって何?
    • iDeCo売られるの?

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    内容や前回のセミナーの感想など、こちらに掲載させていただきました。
    会場でお会いできますこと、楽しみにしています!

    セミナー講師

    • 第一部 山中伸枝
    • 第二部 竹内美土璃
    • 第三部 青山創生
  • 教えて!老後のお金はいくら準備しておけばいいの?

    教えて!老後のお金はいくら準備しておけばいいの?

    なかなか後回しになってしまう老後のお金。
    けれども、とっても不安なことではあると思います。
    老後に、いったいどれくらいお金がかかり、どれくらいの収入があるか?
    これらを把握することが、老後のお金問題の解決の糸口になると考えます。
    収入が多ければ安心だけれど、少なかったら困ります。
    そんな時の解決策をお伝えできたらと思います。

    老後のお金の考え方

    老後のお金を知る上での公式がこちらになります。

    この公式に当てはめていきます。まずは、個々に見ていきたいと思います。

    A:老後に必要な生活費

    あなたの生活費を知ることが必要!

    あなたは、家計簿つけていますか?
    それぞれのご家庭の基準がありますので、やっぱり家計簿をつけていないと正確にはわかりません。
    ぜひ、家計簿をつけていただきたいのですが、今日は、厚生労働省が出している基準を考えていきましょう。
    これは、「お父さんがサラリーマン、お母さんが専業主婦」という家庭がモデルになっています。
    日本の年金制度は、昭和36年につくられました。
    この時に一番多かった家族構成が、「お父さんがサラリーマン、お母さんが専業主婦」だったので、今でもこの家族が基準となります。
    この家族構成で老後必要な生活費は、28万円です。
    もう少し贅沢したいという場合は、38万円が必要です。

    よって、90歳まで生きたとした場合のAの金額は、28万円×12カ月×25年=8,400万円となります。

    B:公的年金

    将来の年金額は、ねんきん定期便に載っています!

    ねんきん定期便、ご覧になったことはありますか?
    ねんきん定期便はすごいです。今までのあなたの働き方、今までのあなたの税金の納め方などが網羅されています。
    ねんきん定期便は50歳以上の方と50歳未満の方と記載方法が違います。
    50歳未満の方は計算をしないといけませんので、それはまた別の機会にしますね。
    50歳以上の方、記載されている金額に年数をかけていきます。

    ねんきん定期便がない方やわからない方がいるので、今回は、厚生労働省が出しているモデルケースの数字を使っていきましょう。
    国民年金を40年間もれなく支払った場合、今年は1年間に779,300円支給されます
    月額にすると、約6.5万円です。
    よって、国民年金は、6.5万円×12カ月×25年=1,950万円です。

    一方、厚生年金はどうかというと、モデルケースでは、1カ月約10万円だといわれています。
    10万円×12カ月×25=3,000万円となります。

    よって、モデルケースの場合は、
    夫:国民年金1,950万円+厚生年金3,000万円=4,950万円
    妻:国民年金1,950万円
    夫婦合計:4,950万円+1,950万円=6,900万円となります。

    C:退職金

    退職金・企業年金はどれくらい?

    厚生労働省のデータによると、定年退職の退職金の平均は、1,000万円から2,000万円と言われています。
    会社によっては退職金を支給しないところもありますので、一概には言えません。
    あなたの会社に確認されることをお勧めします。
    また、退職金の代わりに、厚生年金基金、確定給付企業年金、確定拠出年金といった企業年金が支給されるところもありますので、もし、おありでしたらこちらの数字を入れてください。

    モデルケースは、0で計算します。

    D:自助努力で作るお金

    モデルケースで計算してみましょう!

    今まで計算してきたものを公式に代入します。
    D=A-(B+C)でしたので、D=8,400万円-(6,900万円-0円)=1,500万円

    よって、自助努力で作っていくお金は、1,500万円ということになります。

    どうやって作っていくの?

    老後の資金を作っていく方法は色々あります。
    個人の給与の中から作っていく方法を挙げてみました。

    1. 定期預金
    2. 個人年金
    3. 会社の財形
    4. iDeCo
    5. 会社の選択制確定拠出年金
    6. NISA
    7. つみたてNISA

    などが考えられます。
    老後の資金を作っていくのに一番いい方法は、iDeCoと会社の選択制確定拠出年金になります。
    これは、所得税、住民税が節税になり、選択制確定拠出年金の場合は、社会保険料までもが安くなるので、まずはiDeCoと選択制確定拠出年金をつかっていってください。
    足りない部分を、NISAや他の方法で考えていく方法がいいでしょう。

    解決のポイント

    老後の資金は、人それぞれ違ってきます。
    上の公式に入力して、あなた自身のオリジナルの老後資金を計算してください。
    老後のお金をきちんと把握することが、老後の不安からの脱却になります!
    ただ、将来の不安におびえて貯蓄ばかりするのも悲しいことです。
    必要な老後の資産を把握し、余るのであれば余暇に使い、楽しい人生を過ごしていただくことが大切だと考えています。
    せっかくの人生ですから、有効なお金の使い方をしましょうね!