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企業法務コラム

確定拠出年金コラム

確定拠出年金の目的は?

2016年9月15日は、私が所属する日本相続学会東海ブロックオープンセミナーでした。
104名の方々にご参加をいただきました。

私たちは、東海地区で相続関係のお仕事をされている方、一般の方を対象に、年に4回のペースで「相続実務と心の相続」についてのセミナーを開催しております。

今回は、年に1回のビッグイベントとして、名古屋のタレント、矢野きよ実さんをゲストに、「私の相続財産、ぜーんぶ公開します!」をテーマにお話いただきました。
タイトルを見てドキッとしますが、実際の財産ではなく、心の財産の相続のお話でした。

矢野さんのお話はとてもすばらしく、何度も涙を流してしまいました。
アンケートを見てみたら、90%以上の方から「満足」との回答をいただきました。
3月から準備をがんばってきた事が報われました。

確定拠出年金の目的は?

今回、なぜこのセミナーのお話を挙げたかというと、「確定拠出年金」が何のために使われる物なのか、知っていただきたかったからです。
現在、お金を貯めるには、預金だったり、NISAだったり、学資保険だったり、投資だったり、さまざまな方法があります。
何を使ったらいいのかわからなくなります。
でも、何のために使いたいか、と言う目的がわかれば、方法がわかります。

その中で確定拠出年金は、どうでしょうか?
実は、「老後の資金」を作る目的として貯めていくことに適しています。

確定拠出年金のメリットとデメリット

確定拠出年金は、
「毎月自分専用の口座」に積み立てをしていきます。
その、積み立てをしている時に、3つのメリットがあります。

  1. その時の積立金全額が、所得控除、住民税控除となります。
  2. 運用益が非課税となります。
  3. 退職一時金が退職所得控除となります。
  4. 自己破産しても、60歳を過ぎればもらうことができます

一方で、デメリットもあります。

  1. 積み立てをするものが、投資商品です(預金のような元本割れしないものもあります。)。
  2. 60歳まで引き出しができません
  3. 制度を理解するのがちょっと難しいです。

あらっ、デメリットもあるのね。とお思いの方もいらっしゃると思います。
でもね、「確定拠出年金」が「老後の資産」であると言うことがわかれば、60歳以降でないと引き出しができないということが理解できます。
だから、「デメリット」ではなく、「目的に沿って使うためのもの」になります。
むしろ、お金を下ろす事ができないから、強制的に貯めることが可能とも言えます。

以上からすると、目的から確定拠出年金を見てみると、メリットの方が多い気がしませんか?
私は、「老後の資金」をお考えであれば、確定拠出年金をお勧めいたします。

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